UAE東部フジャイラの石油産業地区で無人機攻撃後に立ち上る煙(4日公開のソーシャルメディアから、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは5日、トランプ政権が4日始めたホルムズ海峡での船舶通過の支援措置をイラン側に事前に通知し、妨害しないよう警告していたと伝えた。緊張が激化し停戦崩壊につながることを回避する狙いだったが、イラン側は無視する形で船舶や米艦艇、UAEを攻撃した。米側が激しく応戦しないと足元を見た可能性がある。

 トランプ大統領は5日、記者団から「何をすれば停戦違反になるのか」と問われ、明確な回答を避けた上で「イランは何をすべきでないか分かっている」と述べた。「われわれが海峡を完全支配している。イランは合意を望んでいる」とも主張した。

 ヘグセス国防長官は5日の記者会見で停戦は維持されていると強調。米軍のケイン統合参謀本部議長はイランによる攻撃は「小規模なけん制射撃」だとし、停戦違反に当たらないとの認識を示した。

 アクシオスは米国とイスラエルの当局者の話として、戦闘終結に向けたイランとの協議で膠着状態が続いた場合、トランプ氏が今週後半にも攻撃再開を命じる可能性があるとしている。