【ナイロビ、台北共同】台湾の頼清徳総統は4日、訪問先のアフリカ・エスワティニ(旧スワジランド)から台湾に向けて航空機で出発した。外交筋が明らかにした。頼氏は当初4月にエスワティニ訪問を予定していたが、中国による妨害があったとして中止。5月2日に電撃訪問して結束を確認し、中国に屈しない姿勢を示した。
台湾は正式な外交関係を持つ国がエスワティニを含む12カ国に減少し、厳しい外交環境に直面している。頼氏は訪問中に国王ムスワティ3世と会談した。エスワティニ政府は、頼氏の訪問が「強固な外交関係を再確認するものだ」と表明した。
中国外務省は頼氏のエスワティニ訪問について「密航まがいの外遊」と批判している。
台湾総統府によると、頼氏は滞在中に石油備蓄や産業発展などの面で対エスワティニ支援を続けると強調した。ムスワティ3世は国連に台湾が加盟していない現状に言及。国際社会に台湾が貢献できるよう、国連は考慮するべきだと指摘した。
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