【テヘラン共同】イラン外務省のバガイ報道官は3日、イランが米国との戦闘終結の再協議に向けて示した14項目の提案に対し、仲介国パキスタンを通じ、米国から返答があったと明らかにした。返答の中身には言及しなかった。内容を精査した上でイランの見解を改めて提示するという。

 バガイ氏は、昨年と今年の2度にわたり、米国がイランとの核問題を巡る協議中に攻撃に踏み切ったことを挙げ、14項目は戦闘終結のみに焦点を当てたもので、核問題に関する交渉は含まれないと強調した。

 米ニュースサイト、アクシオスやタスニム通信によると、イランの提案は、ホルムズ海峡の開放や米軍による港湾封鎖の解除を巡る交渉の期限を1カ月に設定。合意に至れば、さらに1カ月かけて核問題を交渉する内容だとされる。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラは3日、提案が3段階に分かれていると伝えた。第1段階で戦闘再発を防ぐための国際的枠組みを設置。第2段階ではイランが最長15年間、ウラン濃縮を停止する案などを議論し、最終段階では中東の安全保障体制の構築を目指すとしている。