岩手県大槌町の大規模山林火災の影響で休校となっていた町立の小中一貫校、吉里吉里学園と大槌学園、県立大槌高が1日、避難指示が解除されたことを受け再開した。
吉里吉里学園小学部では午前8時過ぎ、児童67人が色とりどりのランドセルを背負って登校。「避難所にいた」「煙がすごかった」と火災や避難生活の状況を報告し合い、友達との再会を喜んだ。朝の会が始まり、担任が児童の名前を呼ぶと「はい、元気です」と大きな声が教室に響き渡った。
阿部光浩校長は全校集会で「みんなの顔が見られてほっとした。いつも通りに今日からやっていくことが先生のお願いです」と呼びかけた。
学校は児童の心身の健康状態を確認。6年の佐々木蒼空さんは自宅近くの山林で火柱が見え、家族で避難所に身を寄せたという。「みんなと会えてうれしい。放課後は友達と一緒に遊びたい」と笑顔だった。
火災は4月22日午後、二つの地区周辺で発生。町内の学校は翌日から休校していた。吉里吉里学園小学部は当初避難所だったが、24日に火の手が裏山まで迫り急きょ閉鎖された。
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