大規模な山林火災による避難指示の大半が解除されてから一夜明けた岩手県大槌町=30日午前

 岩手県大槌町の山林火災で、町は30日、17世帯24人に出していた避難指示を解除した。最大で人口の3割に当たる1558世帯3257人に出ていた避難指示は、全て解除となった。吉里吉里地区周辺では、火災の影響で制限されていたワカメ漁が再び活気を取り戻した。住民の日常生活もほぼ元通りとなったが、鎮圧には至っておらず、熱源や白煙が確認された場所で消防が消火活動を続けた。

 22日に小鎚、吉里吉里の両地区周辺で発生した火災は延焼を続けたものの、27日以降に降った雨で鈍化。焼損面積は28日の1633ヘクタールから広がっていない。町は29日に避難指示を大半で解除し、小鎚地区側の17世帯24人に縮小していた。