香港金融管理局=4月29日、香港(共同)

 【香港共同】香港の金融当局が、新たな電子決済手段として注目される「ステーブルコイン」の発行免許を金融機関2社に初めて付与した。数カ月以内に関連事業を開始する見通しだ。トランプ大統領が利用促進の環境整備を進める米国を意識し、中国政府が許可したとみられる。

 2社は英金融大手HSBCと、英スタンダード・チャータード銀行などが設立したアンカーポイント・ファイナンシャル。香港金融管理局(中央銀行に相当)が4月10日に付与し、同日発効した。

 ステーブルコインは暗号資産(仮想通貨)の一種で、ドルや円のような法定通貨と連動させて価値を安定させる。2社ともまずは香港ドルとの連動を計画している。