男性の遺体が見つかった広島県三原市の会社敷地内を現場検証する捜査員=30日午前9時16分

 広島県警は30日、広島県三原市の会社敷地内で土の中から見つかった遺体の身元が同市、自営業徳田雅希さん(29)と確認されたと発表した。同県東広島市で2月に起きた放火殺人事件に関する何らかの証拠物があるとみて捜索中だった。現場検証し、二つの事件の関連を調べる。

 県警によると、3月10日に徳田さんの家族から行方不明届が出ていた。遺体が見つかった現場はかつて、徳田さんが借りて鉄工業を営んでいた場所だったとしている。

 三原市の現場付近には30日朝から規制線が張られ、10人以上の捜査員が出入りしていた。遺体は死亡から相当日数が経過しているとみられ、5月1日に司法解剖して死因を詳しく調べる。

 東広島市の事件は2月16日に発生。住宅で火災が発生し、警察官が住宅裏手の敷地内で血を流して倒れている住人の会社役員川本健一さん(49)を発見、死亡が確認された。死因は頸部刺傷による失血死だった。同居の50代妻も負傷し、県警は殺人と現住建造物等放火、妻への殺人未遂事件として捜査本部を設置して調べている。