【ナイロビ共同】西アフリカ・マリでイスラム過激派と共に複数都市を一斉攻撃した遊牧民トゥアレグの反政府武装勢力は29日までに、マリ北部の要衝ガオや世界遺産都市トンブクトゥの制圧を狙う方針を示した。ロシアに対し、マリの軍事政権との協力を再考するよう要求した。欧米メディアが報じた。
旧宗主国フランスや英国は、マリの自国民に対し早期出国を呼びかけた。
トゥアレグの武装勢力はアザワド解放戦線(FLA)。国際テロ組織アルカイダ系の過激派、イスラムとムスリムの支援団(JNIM)は、FLAと共同で25日に首都バマコなどを攻撃したとの犯行声明を出した。FLAは北部キダルを制圧し、ロシア国防省傘下の要員がキダルから撤収。JNIMは28日、バマコの包囲を始めたと宣言した。
トンブクトゥは首都バマコの北東約700キロ。かつて交易都市やイスラム教研究の拠点として栄え、1988年にユネスコの世界遺産に指定された。2012年にイスラム過激派が占拠し、聖廟を破壊した。13年、軍事介入したフランス軍とマリ軍が奪還した。
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