岩手県大槌町の複数箇所で発生した山林火災は、3日目となった24日も鎮火のめどが立たず、町は24日午後3時現在で焼失面積が約730ヘクタールになったと発表した。燃えていると見込まれる延焼範囲は約1176ヘクタールで、林野庁によると、2025年の同県大船渡市の山林火災(約3370ヘクタール延焼)に次ぎ、平成以降で国内2番目の規模。住宅を含む8棟に被害が出ており、消防や自衛隊が消火活動を続けた。
専門家は、今後の風向き次第で住宅地にも延焼する恐れがあるとして注意を呼びかけた。
火災は22日午後に発生。焼失面積は吉里吉里地区周辺が約599ヘクタール、小鎚地区が約131ヘクタールだった。町は、24日午前に発表した約1176ヘクタールについて「燃えていない場所も含まれていた可能性がある」と説明している。
吉里吉里地区では、避難所となっている学校の近くまで火の手が迫り、24日午前に閉鎖を決定。住民らは別の避難所への移動を余儀なくされた。
町は24日午後、新たに312世帯645人に避難指示を出した。対象の合計は町の人口の3割に当たる1541世帯3233人になった。
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