老朽化に伴い建て替えていた宇都宮市昭和1丁目の県自治会館が完成し、22日に記念式典と開館式が行われた。県内の首長や議員ら約80人が出席し、市町の会議や研修などに利用される新施設の供用開始を祝った。

新しい県自治会館の前でテープカットをする県市長会長の佐藤宇都宮市長(左から4人目)と県町村会長の古口茂木町長(同5人目)ら=22日午前10時55分、宇都宮市昭和1丁目、森田大地撮影
新しい県自治会館の前でテープカットをする県市長会長の佐藤宇都宮市長(左から4人目)と県町村会長の古口茂木町長(同5人目)ら=22日午前10時55分、宇都宮市昭和1丁目、森田大地撮影

 県自治会館は、県市町村総合事務組合が所有、管理している。新会館は鉄骨4階建てで、最大約100人を収容できる四つの会議室を備える。同事務組合の他、県消防設備保安協会や県市町村職員共済組合といった団体が入る。

 整備事業費は旧会館の解体費を含め約23億円。資材の一部には塩谷町産のヒノキや大谷石板を用いた。

完成した新しい県自治会館。旧会館解体後に広場やコンビニも整備される
完成した新しい県自治会館。旧会館解体後に広場やコンビニも整備される

 県市長会長の佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長は「県内市町が誇る素晴らしい施設となることを切望する」とあいさつ。県町村会長の古口達也(こぐちたつや)茂木町長は「市町の連携と地方自治のさらなる発展に寄与する拠点となることを期待する」と述べた。開館式ではテープカットやくす玉割りを行った。

塩谷町産ヒノキで装飾されたロビー。一般市民も休憩などに利用できる
塩谷町産ヒノキで装飾されたロビー。一般市民も休憩などに利用できる

 旧自治会館は築50年が経過し、老朽化が進んでいた。建て替えに伴って生じた余剰地は民間に貸し出し、賃貸住宅やコンビニが併設される。コンビニは旧会館解体後の2027年5月に完成する予定。

県産ヒノキが使われた特別会議室のテーブル
県産ヒノキが使われた特別会議室のテーブル
特別会議室のテーブルには県内25市町の市町村章が入る
特別会議室のテーブルには県内25市町の市町村章が入る