滋賀県長浜市は21日、近江国の戦国武将浅井久政が家臣に宛てた書状が約100年ぶりに見つかったと発表した。堅城として知られる小谷城に関し、石垣に使う石を運ぶ「石引き」に参加するよう命じる内容。市は、姉川の戦い(1570年)の前後、織田信長軍の来襲に備えて居城の石垣を補強した可能性があるとみている。
1927年発刊の「東浅井郡志」に掲載されてから所在不明だったが、昨年9月、市が調査依頼を受けた商家で発見した。滋賀県立大の中井均名誉教授(城郭史)は「小谷城での石垣構築を具体的に記しており極めて重要な史料だ」とコメントしている。
市によると、東浅井郡志では「石」の字を「衆」と誤読して表記していたために意味が通らなかったが、再発見後の専門家による調査で石垣に関する書状だったことが新たに分かったという。
姉川の戦いで浅井軍は越前国の朝倉氏と共に信長・徳川家康連合軍と激突し、敗北。さらに攻勢を受け、久政は1573年に小谷城で自害した。
書状は小谷城戦国歴史資料館で24日から5月11日まで展示する。
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