大分県日田市のイオン日田店で2024年、来店していた女性=当時(84)=を刺し殺害したとして、殺人罪などに問われた無職白土正博被告(57)の控訴審判決で、福岡高裁は21日、懲役22年だった裁判員裁判の一審大分地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。無罪主張を認めなかった。
岡部豪裁判長は判決理由で、犯人性を強く推認させ、完全責任能力があるとした昨年12月の一審判決は「論理則、経験則に照らし不合理でない」と指摘。何者かが女性を刺して逃げ、被告がナイフを拾ったといった弁護側の主張を退けた。
「反撃可能性が低い高齢女性を狙った」として、残忍な犯行態様などを総合し量刑を定めた一審判決の判断は尊重されるべきだとした。
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