パナソニックHDが開発したiPS細胞の自動作製装置=20日午後、大阪市内

 パナソニックホールディングス(HD)は20日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製工程を自動化する装置を開発し、大阪市内の京都大iPS細胞研究財団の施設で報道陣に公開した。細胞作製は熟練者の手作業に頼ってきたが、自動化が実現すればコスト低減や品質安定が期待できる。実証実験を経て2028年度の製品化を目指す。

 パナHDは財団と連携し、血液から細胞を作る工程を自動化した。血液成分を入れれば、装置が適切なタイミングで試薬を自動で加え、温度管理も担う。2~3週間で細胞を作製する。作った細胞は培養などを経て治療に使えるようになる。