日光市山内の世界遺産・日光二荒山神社の「弥生祭」の本祭りが17日、同神社で開かれた。県無形民俗文化財の弥生祭は、日光に春の訪れを告げる風物詩としても知られており、約1200年の歴史を刻んでいる。
熱気あふれる花家体の繰り込み=17日午前11時30分、日光市山内、永嶌理絵撮影
午前10時半ごろ、同神社大鳥居前には東西11町の花家体(やたい)が集結した。境内に入る「繰り込み」が始まると順次、花家体が参道を駆け上がっていった。沿道ではスマホやカメラを手にする国内外の見物客が見守り、祭りも佳境に入った。
境内で躍動する花家体
境内では、花家体を彩る花の色が木々の緑を背景に浮かび上がる中、各町から使者を出す「名刺交換」や、お囃子(はやし)を奉納する「神明廻(まわ)り」などが行われた。日没後に解散し、花家体は明かりをともしながら各町に帰った。
先番(はなばん)当番町となる大工町で、筆頭頭役を務めた佐藤裕大(さとうひろお)さん(32)は「重責に緊張もあります。少子化などが進む中、伝統文化を絶やさず後世に残せれば」と話した。
神輿渡御へと出発する行列
威勢のいい声が響いた名刺交換
花家体が結集しにぎわう境内
境内に繰り込みあいさつする参加者
花家体の繰り込み
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