昨年、アイドルグループ「日向坂46」を卒業した富田鈴花が、ミュージカル俳優として新たなスタートを切る。5、6月に4都市で上演されるミュージカル「GYPSY」で憧れの大竹しのぶと共演。「稽古の取り組み方や楽屋での準備、舞台上での姿。全部を吸収したい」と目を輝かせる。
1920年代の米ショービジネス界で、娘2人をスターに育て上げようと執念を燃やすローズ(大竹)の物語。富田はローズが特に目をかけている次女ジューンを演じる。「大竹さんのパワーを全身で浴びる役。プレッシャーは大きいけど、それ以上に楽しみです」
夢のため、娘たちの意思さえお構いなしで強引な売り込みを続けるローズ。富田は「人生かけてエンターテインメントをやっている感じ。現代ではあり得ないけど、格好いいと思った」と話す。パワフルなローズを体現する大竹の隣で、ジューンとして「華やかな彩りを添える存在になれたら」と目標を掲げる。
幼い頃からミュージカルが大好き。アイドルとしてデビューしてからも心のどこかに「舞台に挑戦したい」という気持ちがあったようだ。2023年に初のミュージカル出演を果たしたことで、その気持ちが日に日に膨らみ、約8年のグループ活動に終止符を打った。
夢は建て替え工事を経て、30年度に再オープンを目指す帝国劇場の舞台に立つこと。「あと4年、めっちゃ頑張って手が届いたらいいな」と未来を見据えた。
ミュージカル「GYPSY」の公演予定は次の通り。5月6~24日東京・日本青年館ホール、6月5~7日愛知・刈谷市総合文化センターアイリス、12~14日福岡・キャナルシティ劇場、19~23日大阪・森ノ宮ピロティホール
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