記者会見で「酷暑日」の名称使用について発表する金子国交相=17日午前、国交省

 昨年8月、最高気温40度を観測した名古屋市で日傘を差して歩く人たち

 最高気温40度以上の日の名称アンケートの上位

 記者会見で「酷暑日」の名称使用について発表する金子国交相=17日午前、国交省  昨年8月、最高気温40度を観測した名古屋市で日傘を差して歩く人たち  最高気温40度以上の日の名称アンケートの上位

 気象庁は17日、最高気温が40度以上の日の名称を「酷暑日」と決め、今後、予報用語として使用すると発表した。近年の夏(6~8月)は命に関わる暑さの日が頻発している。同庁は危険をイメージしやすくして効果的に警戒を呼びかけ、地球温暖化への関心も高めていきたいとしている。

 気象庁によると、今年2~3月にホームページでアンケートを実施した。総回答数は約47万8千で、13候補のうち、酷暑日の得票数は20万2954で最多だった。次いで多かった「超猛暑日」(6万5896票)や「極暑日」(2万5638票)を大きく引き離した。

 気象などの専門家にも意見を聴き、酷暑日を強く否定する内容はなかった。超猛暑日は「超という言葉の響きが軽薄」との意見があった。民間の日本気象協会が既に40度以上の日を酷暑日としており「別の言葉だと混乱を招く」という見方もあったという。

 昨夏の日本の平均気温は平年を2・36度上回り、1898年の統計開始以降で最高だった。群馬県伊勢崎市で41・8度を観測し国内最高記録を更新した。