自民党本部=東京・永田町

 沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行に訪れた同志社国際高(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故を受け、自民党は16日、文部科学部会と国土交通部会の合同会議を開き、事故の原因究明や修学旅行などでの安全確保の徹底を求める政府への提言案を示した。それぞれの部会長一任で了承され、近く申し入れる。

 合同会議冒頭、深沢陽一文科部会長は「今回のような痛ましい事故が二度と発生することがないよう対応の徹底に向け議論してほしい」とあいさつした。

 提言案には「適切な教育活動の実施」も盛り込まれ、教育基本法や学習指導要領などにのっとり、適切な教育活動が行われていたかどうか、同校を所管する京都府とともに徹底的に確認するよう求めた。

 事故を巡っては、文部科学省が安全管理の状況を詳しく確認するため、同校を運営する学校法人同志社に対し、今月下旬にも聞き取り調査をする方向で検討している。