博報堂教育財団 こども研究所 が 小中学生*2,400人に調査した「こども定点2025」を発表

2026年4月16日
公益財団法人 博報堂教育財団 こども研究所

公益財団法人博報堂教育財団の調査研究機関こども研究所は、子どもの中長期的な変化を見る時系列調査「こども定点2025」を実施しました。本調査は、子どもを“体験を通して成長する主体的な存在”ととらえ、「体験」を起点に、「人との関わり」「意識・価値観」「自己認識」など幅広い分野で聴取しています。2023年にスタートし、今回で3回目を迎えました。

本リリースでは、第1回(2023年)と今回(2025年)のスコアを比較する時系列変化分析の一部をご紹介します。この3年の変化は決して大きいものではありませんが、いくつかの項目からは、コロナ後の子どもたちの体験や意識がゆるやかに変化している様子が見えてきました。

*小中学生=小4〜中3生(以下同様)

 

 

〈ふだんしていること〉2023年→2025年の時系列変化

 

 〈ふだんしていること〉では、ふだんの生活の中でのさまざまな体験、71項目について聴取しています。2023年から2025年でスコア**が上がった項目の差分上位を見ると、「映画をみる(2023年から+5.1pt、以下同)」が1位になったほか、「国内旅行に行く(+5.0pt)」「ショッピングモールやレジャースポットに行く(+3.6pt)」といった“お出かけ”関連の項目が上位にあがりました。

第1回調査は2023年9月で、新型コロナウィルス感染症の5類移行(2023年5月)後でしたが、データからは子どもたちの活動が3年をかけてじわじわと増えてきた様子が読み取れました。一度立ち止まった子どもたちの生活がふたたび動き出すまでには、想像以上に長い時間を要したのかもしれません。

 

一方、スコアが下がった項目の差分上位を見ると、「学校や塾の授業をオンラインで受ける(-5.0pt)」が1位となったほか、「雑誌をよむ(-4.9pt)」「本をよむ(マンガや雑誌以外)(-4.4pt)」「マンガをよむ(-3.0pt)」と、“読む”関連の項目のスコアが軒並み下がる結果となりました。

 

**「よくしている」「たまにしている」「していない」の3択のうち、「よくしている」と「たまにしている」計のスコア

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O14-VH2g2Y82

 

 

 

 

小中×男女別〈ふだんしていること〉2023年→2025年の時系列変化

 

〈ふだんしていること〉の時系列変化を、小中×男女別の4層で見ると、各層の特徴が見えてきました。

 

 

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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O18-583tOxDu

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O17-j7zRjE99

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O15-A6F37q7i

 

 

 

「こども定点2025」 調査概要

 

◆調査目的  :子どもの体験や体験を通して形成される価値観、自己認識などを時系列で把握する。                    

        同じ条件の対象者に、同じ質問で継続的に実施してデータを蓄積することで、中長期的

        な子どもの変化を見ることを目指している。

◆調査手法  :インターネット調査

◆調査エリア :全国

◆調査対象者 :小学4年生~中学3年生の男女:2,400人

◆割付    :1学年あたり男子・女子 各200人×6学年

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◆調査時期  :2025年9月12日~10月7日

         (2024年調査 2024年9月13日〜10月8日、2023年調査 2023年9月15日〜10月10日)

◆企画・分析 :公益財団法人 博報堂教育財団 こども研究所

◆実施・集計 :QO株式会社

◆調査パネル :株式会社 マクロミル



 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O21-1NE20uyI

 

 

公益財団法人 博報堂教育財団/こども研究所  について

 

【公益財団法人 博報堂教育財団】

博報堂教育財団は、児童に対する国語教育と視覚・聴覚障がい者に対する教育を助成し、あわせてその活動に関する調査を行うことで、健全な人間形成に寄与することを目的に、1970年に財団法人博報児童教育振興会として誕生いたしました。その後、2011年に公益認定を受け、2020年に現在の名称に変更しました。設立から50年以上を経た今日では、「子ども」「ことば」「教育」を活動領域ととらえ、設立以来の事業である児童教育の実践者を顕彰する「博報賞」をはじめ、「児童教育実践についての研究助成」「教職育成奨学金」「日本語交流プログラム」「日本語教育プログラム」「社会啓発事業」「調査研究事業」など、さまざまな活動を行っています。



【公益財団法人 博報堂教育財団 こども研究所】

博報堂教育財団 こども研究所は、弊財団の調査研究事業の一環で、2017年に設立されました。独自の調査や実験的な取り組みで子どもの姿をありのままにとらえ、その新たな可能性を発見します。さらに、それを社会と共有することで、子どもに対する見方やイメージを広げていくことを目指しています。 

 

こども研究所ホームページでは、調査研究の結果を広く公開しています。 https://kodomoken.hakuhodofoundation.or.jp/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604107248-O2-V1oBvfl3