親が育てられない子を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」と、病院以外に身元を明かさない「内密出産制度」を昨年3月に取り入れた東京都墨田区の賛育会病院の賀藤均院長が15日、超党派の「児童の養護と未来を考える議員連盟」の会合で講演した。出血したままポストに来る孤立した母親の実情などを話し、法制化の必要性を訴えた。
賀藤院長によると、内密出産を希望した女性には、医師や看護師らによる判定会議で適用するかどうかを判断している。内密出産に至ったケースとして、中学生や虐待を受けて育った女性のほか、インドネシアから技能実習生として来日し、宗教上の理由から未婚での出産を明らかにしたくない女性の例を挙げた。
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