主力銘柄「惣誉」の惣誉酒造(市貝町)は4月18、19日、スウェーデンのストックホルムで開かれる日本酒の「角打ち(酒店での立ち飲み)」体験イベントに参加する。同社が北欧でプロモーション活動を行うのは初めて。イベントを通じて販路開拓の手応えを探る考えだ。
惣誉酒造の取引先でもあり、「GINZA SIX」などに酒のセレクトショップを展開する酒販店「いまでや」(千葉市)のプロジェクトの一環。
世界的に日本酒に対する関心は高まっているが、流通する日本酒の種類がまだ少なく、地酒の多様な魅力が伝わりにくいことや、冷蔵保存の不徹底など多くの課題がある。また「日本酒は高級酒」というイメージが強い傾向にあるという。
プロジェクトは、日本酒を気軽に飲める酒にするためにも角打ち体験の提供が有効と考えた。日本特有の文化を発信することで、世界における日本の地酒ニーズを高め、日本を訪れるきっかけ作りにすることが狙い。全日本空輸(ANA)の協力を得ながら進める第1弾となる。
イベントには、惣誉酒造をはじめ「孝の司」の柴田酒造場(愛知県岡崎市)、「阿部勘」の阿部勘酒造(宮城県塩竈市)、「山城屋」の越銘醸(新潟県長岡市)、「にいだしぜんしゅ」の仁井田本家(福島県郡山市)の5酒蔵が参加する。
惣誉酒造は「惣誉 夢ささら 生酛仕込 特別純米」「惣誉 生酛仕込 特別純米」「惣誉 生酛仕込 純米大吟醸」などを提供する。同社の河野道大(こうのみちひろ)専務は「惣誉の上質な酸とうまみによる、均整の取れた味わいを楽しんでいただき、お酒そのものの良さ、お酒と料理のペアリングの魅力を感じていただきたい」と期待している。

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