東京都港区が同区在住の93歳の男性に成年後見人を付けるよう東京家裁に申し立てた際、男性は「後見は要らない」と訴えていたのに、申し立て文書に「本人が賛成した」とする内容を入れて家裁に提出していたことが14日、関係者への取材で分かった。男性側は「意に反する内容だ」として公文書偽造容疑での刑事告訴も検討している。
男性は三谷昌平さん。この申し立てにより成年後見人が付いたが、自ら家裁に取り消しを申し立てて昨年1月に後見を終わらせた。「不要な成年後見で財産管理の権利を奪われ、精神的損害を受けた」として今年3月、区に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
三谷さんは2023年に入院し、悪性リンパ腫が見つかった。港区は「本人のみで財産管理や各種手続きをすることが困難」と判断し、当時の区長名で後見開始を東京家裁に申し立てた。家裁に、本人の意見確認の項目を含めた「申立事情説明書」を提出。「申し立てについての本人の意見」には「賛成」の欄にチェックをしていた。「後見人等候補者についての本人の意見」も「賛成」となっていた。
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