作業員の転落事故があった、JFEスチール東日本製鉄所敷地内のクレーン解体現場=8日、川崎市川崎区

 東亜建設工業横浜支店の家宅捜索に向かう神奈川県警の捜査員=14日、午前10時2分、横浜市中区

 作業員の転落事故があった、JFEスチール東日本製鉄所敷地内のクレーン解体現場=8日、川崎市川崎区  東亜建設工業横浜支店の家宅捜索に向かう神奈川県警の捜査員=14日、午前10時2分、横浜市中区

 川崎市のJFEスチール東日本製鉄所敷地内でクレーンの解体中に男性作業員5人が転落し3人が死亡した事故で、神奈川県警は14日、業務上過失致死容疑で、工事を受注していた東亜建設工業(東京都新宿区)の横浜支店を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。強制捜査で関連資料を押収するとみられ、安全管理に問題がなかったかなどを詳しく調べる。

 東亜建設工業などによると、5人は、クレーンのバランスを取るため約30メートルの高さに付けられた約400トンの重りの上で作業していた。重りは元々約500トンあり、重機を使って重りの内部にあるコンクリートを削り、軽くした後で取り外す計画だった。

 事故は7日午後4時15分ごろ発生。何らかの原因で重りが外れ、作業員5人は重りと共に転落したとみられる。4人が救助され3人が死亡、1人が病院で治療を受けている。県警や消防などは海に落ちたとみられる1人の捜索を続けている。