イラン・テヘラン、ホルムズ海峡、カーグ島、バンダルアバス港

 【ワシントン、イスタンブール共同】米国とイランが戦闘終結に向けパキスタン首都イスラマバードで行った対面協議は12日、合意に至らず終了した。イランの核開発やホルムズ海峡を巡る対立を解消できなかった。トランプ米大統領は12日、海峡封鎖の作業開始を表明し、米中央軍はイランの港湾への出入りを13日午前10時(日本時間同午後11時)から全面阻止すると発表。海峡を事実上封鎖するイランへの対抗措置で圧力をかけた。緊張が再び高まった。

 トランプ氏は13日、イラン海軍の高速艇が封鎖海域に接近すれば直ちに排除すると警告。イラン革命防衛隊は海峡に「近づこうとする軍艦は停戦違反と見なす」とした。米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、トランプ氏が交渉の行き詰まり打開のため限定的な再攻撃を検討中と報道。パキスタンのダール副首相兼外相は仲介継続を表明、8日発表の2週間の停戦合意維持を求めた。

 12日のニューヨーク原油先物相場は上昇し、指標となる米国産標準油種(WTI)は一時1バレル=105ドル台を付けた。