昨年起きたH3ロケット8号機の打ち上げ失敗を巡り、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、人工衛星を搭載する台座で部材の接着が不十分だったのが主な要因である可能性が極めて高いと文部科学省の調査・安全小委員会に報告した。飛行中に接着不良の範囲が広がり、台座が大破したとみている。
当面、人工衛星や探査機を打ち上げる場合は、より安定した品質を確保できる設計方法に見直した台座を使う。
JAXAによると、台座は、アルミニウムの材料を炭素繊維強化プラスチックのシートで挟んだパネルを4枚組み合わせている。8号機では、パネル同士をつなげるために加熱する工程で想定より高温になり、一部で接着不良が生じたとみられる。飛行中、衛星の保護カバーが開いた衝撃で接着不良の範囲が急拡大した可能性が高い。
調査結果を裏付けるため、製造済みの台座で見つかった接着不良を補修した上で、ダミーの衛星を載せた試験機を打ち上げて問題が起きないかどうかを確かめる。関係者によると、最短で今年6月に飛ばす案がある。
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