式年遷宮の「お木曳初式」で、御用材を五十鈴川から引き揚げる市民ら=12日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮

 伊勢神宮(三重県伊勢市)の社殿を建て替える2033年の「式年遷宮」に向けて、伊勢市民らが特別な御用材を運び入れる「お木曳」の幕開けの儀式である「お木曳初式」が12日、神宮の内宮で実施された。内宮を流れる五十鈴川に入り、正殿の屋根などに使う御用材を運ぶ「川曳」を行った。

 晴天の中、市民ら約3千人が参加。法被姿で「エンヤ」というかけ声や歌に合わせ、1本当たり約5~6メートルの御用材を木ぞりに載せて綱で引っ張り、神域内へ向け川を約1・3キロさかのぼった。

 この日は計13本が内宮や別宮に納められた。13日には神宮の外宮に陸路で御用材を運び入れる「陸曳」が行われる。