2005年に兵庫県尼崎市で乗客ら107人が死亡した尼崎JR脱線事故から25日で21年となるのを前に、現場近くの畑にダイコンの白い花などでかたどった「生」の文字が浮かんだ。花文字は縦横約10メートル。育てた萩本啓文さん(72)は「新しい事故は起きる。絶えず警鐘を鳴らさなくてはいけない。その契機になれば」と思いを語った。
21年まで別の畑で知人の松本三千男さん(90)が「命」の花文字をつくっていたが、高齢でやめた。事故当時、激しく折れ曲がった事故車両を目にした萩本さんが継承。遺族や負傷者に頑張って生きてほしい、電車で通る人らに事故を思い出してほしいと願い、自身が所有する畑で花文字をつくり続けている。
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