【モスクワ、キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領が表明した32時間の停戦期間がモスクワ時間の11日午後4時(日本時間午後10時)に始まる。12日の正教の復活祭(イースター)に合わせた措置で、ウクライナのゼレンスキー大統領も実施を表明。完全に戦闘が停止すれば異例だが、実現は不透明だ。長期的な和平につながる見通しもない。
2022年のロシアによる侵攻開始以降、両国はそれぞれが一時停戦を提案しても相手が受け入れず、戦闘を継続してきた。今回は双方が同時期に停戦を主張している。
ゼレンスキー氏は今年3月末、復活祭に合わせた双方のエネルギー施設への攻撃停止を提案。プーチン氏の停戦表明を受け「脅威のない復活祭と、平和に向けた実質的な前進が必要だ」と通信アプリに投稿し、復活祭後に攻撃を再開しないようロシアに求めた。
ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、復活祭は両国民にとって「神聖な祝日だ」として一時的な停戦は人道的な対応だと説明。「ロシアは停戦ではなく、持続可能な和平を望む」と述べた。
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