冬眠明けの「春グマ」が餌を求めて活動を活発化させ、既に人的被害が出ている。昨秋の大量出没で人里に餌があることを学習した個体も多いとみられ、登山や山菜採りの際だけでなく、市街地でも注意が必要だ。過去最悪の人身被害を受け、国は積極的な捕獲へ方針転換し、体制整備が急ピッチで進む。
岩手県では先月8日、登山中の男性が襲われた。同24日に「ツキノワグマ出没注意報」を発表。狩猟免許を持つ人を公務員として任用する「ガバメントハンター」を5人採用して捕獲体制を強化しており、「これから出没が増える時期。市町村と連携して捕獲を進める」と担当者は強調する。
目撃情報が相次ぐ山形県でも全域で春の捕獲に取り組み、例年40~50頭ほどの目標数を今年は100頭程度と大幅に引き上げた。
国は、クマ被害対策のロードマップで30年度の目標個体数を東北1万2千頭、関東2千頭、中部1万1千頭などと定め、26年度の捕獲目標数を設定。捕獲作業などに従事する自治体職員数も現在の3倍にする。都道府県のガイドラインも改定し、積極的な捕獲を可能にした。
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