日本司法支援センター(法テラス)の理事長に1日付で就任した元札幌高裁長官の白石史子氏(67)が10日、東京都内で記者会見し「全ての人と司法を結ぶ架け橋として、多様化する司法アクセスのニーズに応えたい」と抱負を語った。法テラスはこの日、設立20年を迎え「社会情勢の変化に対応できる組織基盤の強化に取り組む節目の年だ」と強調した。

 裁判官としての実務経験から、法的トラブルや紛争の解決は初期対応が重要だと指摘。「行政や福祉機関と協力し、早期の段階で問題解決ができるような取り組みにも力を入れたい」と述べた。

 法テラスは市民が司法制度を利用しやすくする目的で、2006年に設立された。