【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は9日、交戦する親イラン民兵組織ヒズボラの武装解除を巡り、レバノン政府との直接交渉を早期に始めるよう内閣に指示したと発表した。米政府関係者は国務省が来週、イスラエルとレバノンの直接交渉を主催する予定だと明らかにした。
米国とイランの停戦合意では、イスラエルによるレバノン攻撃停止が焦点の一つとなっている。11日の米イラン協議を前に、イスラエルはトランプ政権から攻撃抑制を要請されている。
イスラエル軍はヒズボラ掃討を掲げてレバノン南部で地上侵攻を拡大。9日も攻撃を続行し、国営通信によると南部サイダで10人が死亡した。軍のザミール参謀総長は「主要な戦闘地域はレバノンだ」と述べ、強硬姿勢を見せた。ヒズボラもイスラエルへ向けてロケット弾を発射し応戦した。
ネタニヤフ氏は9日の動画声明で「レバノンでの停戦はない」と強調。「交渉はヒズボラの武装解除とレバノンとの関係構築に焦点を当てることが目的だ」と説明した。
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