1月、スイス東部ダボスで会談するトランプ米大統領(右)とNATOのルッテ事務総長(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談した。米国の対イラン作戦に軍事同盟のNATOが非協力的だったと不満を募らせ、脱退の検討に言及してきた。この日も議題に上った可能性があるが、決定的な決裂は回避したもようだ。

 トランプ氏は会談後、SNSで「われわれが必要とした時、NATOはそこにいなかった」と従来通りの批判を展開したが、脱退には触れなかった。

 ルッテ氏は会談後にCNNテレビの番組で、トランプ氏が一部のNATO加盟国に「非常に失望している」とした上で「率直な対話だったが、友人同士のものだ。私の主張にも注意深く耳を傾けてくれた」と語った。