留学生を鎖で拘束するなどの人権侵害を理由に、日本語学校と認める告示を抹消した2022年の出入国在留管理庁の処分取り消しを福岡市の学校法人が求めた訴訟は9日、請求を認め学校側の逆転勝訴とした福岡高裁判決が確定した。国側が期限の8日までに最高裁に上告しなかった。入管庁によると、告示の抹消は明確な基準を定めた16年以降初だった。
先月25日の高裁判決は、拘束は組織として黙認されたとは認められず、抹消の基準に該当しないと判断。請求を棄却した24年7月の一審福岡地裁判決を覆していた。
学校は「西日本国際教育学院」。判決によると、21年10月、当時の職員が職員室で約2時間半、留学生と自身のベルトを鎖でつなぎ身体を拘束した。入管庁は日本語教育機関の告示抹消基準に当たるとしていた。
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