高市早苗首相は8日、イランのペゼシュキアン大統領と電話で約25分間会談した。イランが事実上封鎖したホルムズ海峡に関し「世界の物流の要衝であり、国際公共財だ」と指摘。日本関係を含む全船舶の航行の安全を早期に確保するよう要求した。事態の早期沈静化が重要だとの日本の立場も伝えた。両首脳は、意思疎通を継続することで一致した。
両首脳の会談は初めて。首相は、米国とイランの即時停戦合意に関し「前向きな動きとして歓迎している」と伝達。ホルムズ海峡の安全航行など事態の沈静化が実現することが重要だとして「外交を通じて最終的な合意に早期に至ることを期待している」と述べた。
今年1月にイラン当局に拘束され、4月6日に保釈されたNHKのテヘラン支局長を巡っては、事案の早期解決を要請した。
イランは日本の伝統的な友好国で、米イスラエルによるイラン攻撃以降、茂木敏充外相がアラグチ外相と3度にわたって電話会談した。首相も7日、記者団に日イランの首脳対話を準備していると説明していた。
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