7日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(382回債、表面利率2・4%)の利回りが上昇し、一時2・430%を付けた。中東情勢の長期化が懸念材料となり、1999年2月以来27年2カ月ぶりの高水準となった。上昇後は買い戻され、終値利回りは前日比0・020%低い2・405%だった。
トランプ米大統領が6日に記者会見し、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に応じない場合、攻撃を強めると警告。中東情勢の緊迫化が続くとの警戒感から、原油先物相場で指標の米国産標準油種(WTI)が上昇した。
原油価格が高止まりすれば、日本国内のインフレ圧力となる。日銀が早期の利上げを実施するとの観測が強まり、国債が売られて利回りが上がった。
その後は財務省が7日に実施した30年物国債の入札で一定の需要が確認されたとの受け止めから、10年債が買われて利回りが下がった。
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