昨年12月に77歳で死去した脚本家で、大相撲の横綱審議委員会委員を務めた内館牧子さんのお別れの会が5日、東京都内のホテルで開かれ、親交のあった俳優や作家らが「エネルギッシュに(人生を)駆け抜けた」などと故人をしのんだ。
会場には、内館さんが手がけた脚本や直筆原稿、執筆時に使われた力士の描かれた座布団など約500点が飾られた。同じ秋田県出身のジャーナリスト橋本五郎さんは弔辞で「いつもどこでも真剣勝負。その底には愛があった」と述べた。
内館さんの作品に数多く出演し、白いカーネーションを献花した俳優伊東四朗さんは取材に「これほどお世話になった人はちょっといない」と回顧。いつも「お牧さん」と呼んでいたが、ある時「先生」と言うと「あなたに限って、先生はやめてください」とにらまれた思い出を振り返った。
内館さんが脚本を執筆したNHK連続テレビ小説「ひらり」に主演した石田ひかりさんは「いつも朗らかに、笑顔で『がんばんなさい』と軽やかに背中を押してくださった。あの声が今も耳に残っています」と語った。
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