柳楽優弥と松村北斗が弁護士バディを組む。「陰と陽」というより「陰と陰」に近い。期待は十分に高まっていたが、期待を超えてきた。「萌え」が湧くのは必至だ。
Netflixシリーズ「九条の大罪」(全10話)で、柳楽が演じるのは九条間人。半グレやヤクザら“悪人”たちの依頼ばかり、安い料金・報酬で引き受けている。「犯罪を助長している」と世間からも同業者からも「悪徳弁護士」とさげすまれている。
松村が演じるのは烏丸真司。東大法学部首席卒業のエリートながら、大手弁護士事務所を辞め、九条のことを知りたくて自ら居候弁護士になる。
柳楽は、原作漫画の主人公に似ているわけではない。だが、十二分に九条だ。彼の発声が作品のトーンを成している。静かな話しぶりの芯に揺るぎない信念を感じる。
型破りな九条は善なのか悪なのか―。白黒つけられぬ現実と関わり続ける九条のそばで、烏丸の九条を見る目が変わっていく。そのかすかな変遷が松村から漏れ出てくるのがいい。ずっと見ていたくなる2人だ。
他に出演は、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシら。今作が見事な実写化となったポイント(1)はキャスティング(2)原作におかずを一品プラス(3)視聴者を引き込む構成アレンジ。その詳細と、各話のポイントやMVPも、ネタバレなしで紹介する、予習復習に最適な動画をYouTube「うるおうリコメンド」(うるりこ)で公開しました。ドラマ堪能の一助にぜひお楽しみください。(共同通信 宮崎晃)
▼解説動画URL
https://youtu.be/wrgL7mdUD38
▼Netflixシリーズ「九条の大罪」
・出演:柳楽優弥、松村北斗、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシ
・原作:真鍋昌平「九条の大罪」(小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載)
・監督:土井裕泰、山本剛義、足立博
・脚本:根本ノンジ
・主題歌:羊文学「Dogs」
2026年4月2日から世界独占配信中
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