【高根沢】県特産の「にっこり」などナシの人工授粉で使用する花粉の採取作業が3日、上柏崎のJAしおのや梨部会の花粉樹園で行われた。
ナシの人工授粉で使用する花粉の採取作業
花粉は、開花直前のつぼみからしか採取できず、作業は非常に手間がかかるという。大量のつぼみを採った後、花弁などを取り除いて雄しべ先端の葯(やく)を取り出していく。さらに、温度を約25度に設定した開葯機で12時間ほど温め、葯を開かせる。
この日は晴天に恵まれ、部会員ら16人が作業。約2千平方メートルの畑で、はさみを使って枝を切ったり、手作業で枝からつぼみをもぎ取ったりした。ブルーシートに集めたつぼみは、専用の機械にかけて赤紫色の葯だけに選別した。部会長の手塚茂(てつかしげる)さん(61)は「今年も順調。おいしいナシがたくさんできれば」と笑顔で汗を拭った。
ナシの人工授粉で使用する花粉の採取作業
採取した花粉は部会員らが栽培するにっこりをはじめ、「幸水」や「豊水」といったナシの人工授粉で使われる。ナシは早ければお盆前から出荷が始まる。
ナシの人工授粉で使用する花粉の採取作業
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