【ワシントン共同】トランプ米政権は2日、米新興企業アンソロピックの人工知能(AI)を政府調達から排除する措置の仮差し止めを命じた米カリフォルニア州の連邦地裁の決定を不服として、連邦高裁に上訴した。アンソロピックが開発した生成AI「クロード」の軍事利用を巡り、政権と同社の対立が続いている。
クロードは、米軍の機密システムで唯一利用されてきた。トランプ大統領は2月、同社が軍事利用拡大を拒否したことをきっかけに全政府機関からの排除を指示した。
国防総省は、米国の安全保障上の脅威となる「サプライチェーンリスク」に指定。アンソロピックが提訴し、連邦地裁が3月26日に政府措置の仮差し止めを命じていた。
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