【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、パム・ボンディ司法長官の解任を交流サイト(SNS)で発表した。少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏の疑惑への対応やボンディ氏の指導力に対し、トランプ氏が不満を募らせていたと報じられていた。第2次トランプ政権の閣僚解任は3月のノーム前国土安全保障長官に続いて2人目。

 野党民主党は11月の中間選挙に向け、トランプ氏とエプスタイン氏の交友関係を攻撃材料としており、与党共和党内やトランプ氏の支持者からもボンディ氏が初期対応を誤ったとの批判が噴出していた。トランプ氏は反発が広がれば中間選挙への影響が出かねないとみて、解任を決断した可能性がある。

 トランプ氏はSNSで、ブランチ司法副長官が長官代行として職務を引き継ぐと説明。ボンディ氏は民間の仕事に就くとした。AP通信によると、正式な長官候補には環境保護局(EPA)のゼルディン長官が検討されている。

 トランプ氏は一方で、ボンディ氏が犯罪対策で成果を上げたとし「私たちはパムが大好きだ」と書き込んだ。