2日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日終値からの下げ幅は一時1000円を超え、節目の5万3000円を割った。トランプ米大統領のイラン情勢についての演説で戦闘終結への具体的な言及がなく、中東地域の混乱が長期化するとの失望感が広がり、売り注文が膨らんだ。
午前終値は前日終値比1007円74銭安の5万2731円94銭。東証株価指数(TOPIX)は43・74ポイント安の3627・16。
取引開始後にトランプ氏が国民向けに演説し、対イラン軍事作戦について「圧倒的勝利」を強調した。ただ停戦に向けた具体的な方策が不十分と受け止められ、原油価格の上昇基調が継続して景気を下押しするとの見方が強まった。
1日夜のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場はトランプ氏の演説後に上昇し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しは一時1バレル=104ドル台を付けた。
東京株式市場では朝方、前日の米国市場で主要な株価指数が上昇したことを受け買い注文が先行し、平均株価は一時500円超上昇した。
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