日光道の大沢インターチェンジに掲示された料金改定の案内=1日午前10時50分、日光市木和田島

料金を値上げした日光道の大沢インターチェンジ

日光道の大沢インターチェンジに掲示された料金改定の案内=1日午前10時50分、日光市木和田島 料金を値上げした日光道の大沢インターチェンジ

 県は1日、日光宇都宮道路(日光道)の通行料金を区間によって10~200円引き上げた。安定的に財源を確保し、耐震化や老朽化対策により、安全で快適な道路を維持するため。2034年5月までとしていた料金の徴収期間も61年2月まで延長する。

 日光道は1976年に開通し、今年で50年になる。2016年から県道路公社が、道路の長寿命化に向けた補修など、大規模リニューアル事業を行っている。

 料金は普通乗用車で利用する場合、日光-清滝インターチェンジ(IC)間は100円から110円に、宇都宮-清滝IC間は470円から670円になるなど、区間に応じて値上げになった。閑散期(12~4月)などに適用していた割引料金も廃止した。

 宇都宮市内に住む長男と長女の自宅へ育児のサポートに行くために利用するという日光市、男性(73)は「少しの値上げだが、年金暮らしとしてはつらい」と胸の内を明かす。幼稚園児や小学生の孫のために、平日はほぼ毎日、夫婦で宇都宮へ通っており、「ガソリン代の負担も大きいし、節約のために片道だけでも下道で行く」と話した。

 一方、この日、観光で日光道を通った千葉県佐倉市、主婦鈴木美穂(すずきみほ)さんは「値上げは知らなかった。維持や管理に活用してもらえるならいいのでは」と話した。