北海道の根室沖で1日、商業捕鯨のミンククジラ漁が始まり、捕獲された2頭が根室港(根室市)に水揚げされた。青森県沖でも1頭が捕獲、水揚げされた。日本小型捕鯨協会(福岡市)によると、3月に宮城県沖や青森県沖では始まっていたが、漁獲は今年初めて。
根室港で水揚げされたのは体長約8・2メートルと約7・7メートルのいずれも雌。捕獲した外房捕鯨(千葉県南房総市)によると、釧路市で解体され、全国に出荷される。共同で捕獲した太地町漁協(和歌山県)の東欣哉業務部長は「大きめのクジラが捕れて、順調な滑り出し。全国の人に楽しんでほしい」と話した。
日本は2019年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、同年から商業捕鯨を再開している。水産庁によると、今年の漁獲枠は全国計145頭で、うち33頭が根室沖やオホーツク海沖に割り当てられている。昨年は漁獲枠144頭に対し、全国で88頭を捕獲した。
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