歌を披露する園児ら

 【鹿沼】宇都宮市砥上(とかみ)町のしらゆり幼児園の年長児が26日、近く閉店予定の駄菓子店「マル興商店」(下田町1丁目)を訪れ、バイオリン演奏などを通じて、これまでの感謝を伝えた。

 店は約70年前に創業。園児たちは土曜保育などで店を訪れ、買い物をしたり、店主や地域住民と会話したりして、社会性を育んでいた。

 この日は今春小学校への入学を控えた年長児19人が参加。店主の中里和子(なかざとかずこ)さんに向けて、バイオリンや歌を披露したほか、手作りのメッセージボードを手渡した。中里さんの誕生日を祝うサプライズ演出もあった。本多志帆(ほんだしほ)ちゃん(6)は「(閉店は)寂しい。上手に演奏できて良かった」と話した。

 中里さんは「お客さんから、こんなことされるのは初めて。とっても素晴らしい演奏をありがとう」と感激した様子。森島允子(もりしまよしこ)理事長は「園児は店からたくさんのことを教わった。感謝しきれない」と話した。