シンガー・ソングライターの佐野元春が、デビュー45周年と、共に活動するザ・コヨーテバンドの20周年を祝うツアーを完走した。佐野は最終日の東京公演で「これからもミュージシャンとして、勇気を持って、今まで通り楽しく最前線でやっていきたい」と語った。
公演冒頭には、佐野ファンで知られる元NHKの武田真一アナウンサーが登場。「自分の言葉で、自分のビートで聴く人の心の奥に火をともす、そんな音楽を届けてくれた」との言葉を贈り、ステージが開幕した。
革ジャン姿で現れた佐野はまずはファンへの思いを込めた「イノセント」を歌唱。立て続けに「Youngbloods」や「ガラスのジェネレーション」などの人気曲を披露し、ギターを弾きながらスモーキーな歌声を響かせた。
「誰かが君のドアを叩いている」ではマイクをコンコンとたたきノックの音を演出。「愛が分母」では「これからの子どもたちが戦争に巻き込まれないように歌いたい」と話し、平和への思いをにじませた。ストレートに語りかけるような歌声が、温かくホールを包む。
「SOMEDAY」や「約束の橋」と、オールタイムベストとも言うべき曲の数々を披露し、最後はデビュー曲「アンジェリーナ」へ。大歓声の中で「皆さんが、今夜ここでこうして一緒にいてくれることが、僕にとってはとても心強いです。また会えるのを楽しみにしています」と締めくくった。
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