第98回選抜高校野球大会第5日は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、本県の佐野日大(12年ぶり5度目)は三重に0-2で敗れた。先発したエース右腕鈴木有(すずきゆう)は10安打を浴びながら7回2失点と力投。打線は終盤に好機をつくったが、あと一本が出なかった。
佐野日大の鈴木は四回まで毎回先頭の出塁を許したが、持ち前の制球力を発揮した粘りの投球で得点を与えず、中盤まで息詰まる投手戦を展開した。四回は1死二塁から左前安打を打たれたが、左翼手杉田侑也(すぎたゆうや)の好返球で二走の本塁生還を阻止した。だが六回は先頭からの連打と四球で満塁のピンチを背負うと、2死から左前2点適時打を打たれて先制を許した。
打線は二回に5番中村盛汰(なかむらせいた)がチーム初安打。六回には先頭で中前安打を放って出塁した9番高橋丞(たかはしじょう)を犠打で送り、1死二塁と初めて得点圏に走者を進めたが、後続が凡退した。八回は敵失と1番杉田の左前打で2死一、二塁としたが、2番桜岡稜万(さくらおかりょうま)が空振り三振を喫して、得点できなかった。九回も2死から中村、6番小島颯人(こじまはやと)の連打で一、二塁と攻めたが、最後は代走から途中出場した日野雄惺(ひのゆうせい)が空振り三振に倒れた。
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福田富一(ふくだとみかず)知事の話 惜しくも初戦突破とはなりませんでしたが、最後まで諦めない、選手全員のひたむきなプレーは県民に勇気と感動を与えてくれました。選手諸君の健闘をたたえます。
金子裕(かねこゆたか)佐野市長の話 結果は残念でしたが佐野日大らしい粘り強い試合でした。選手として甲子園に立った麦倉洋一(むぎくらよういち)監督が、今度は後輩たちを聖地に連れてきた姿にも感動しました。夏に向けて厳しい練習が始まると思いますが応援しています。
中村千浩(なかむらちひろ)県教育長の話 佐野日大ナインの闘いは本県高校生の力と技、元気を全国に発信してくれました。この敗戦の悔しさを糧として、今後のさらなる飛躍を期待します。
(内藤大地)

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