次作の撮影報告を兼ねて訪れた(右から)竹石さん、乙木さん、義達さん

 宇都宮市出身の俳優で、短編映画「ラストオーダー」が2025年度の各種短編映画祭で最多18の賞に輝き、同作品に主演した市出身の俳優竹石悟朗(たけいしごろう)さん(39)がこのほど、市役所に佐藤栄一(さとうえいいち)市長に表敬訪問し、撮影秘話などを語った。次回は宇都宮を舞台にした新作を撮影するといい「地元を盛り上げたい」と意気込んだ。

 ラストオーダーは上映時間10分の短編作で24年製作。竹石さんが演じる男性が亡き妻との思い出の居酒屋を再訪し、不思議な再会物語が始まる。視聴後の余韻が特徴で動画配信サービス「ユーネクスト」で視聴できる。

 竹石さんは西小、一条中の卒業生。監督の乙木勇人(おとぎはやと)さん(27)、栃木市出身で次回作のプロデューサーを務める義達祐未(よしたつゆみ)さん(40)と訪れ、佐藤市長に作品のグランプリを含めて受賞を報告した。

 次回作も竹石さんに主演を任せるといい、乙木さんは「宇都宮二荒山神社の石段を舞台に撮影する」と明かした。乙木流は定点カメラ、ノーカットで撮るのが特徴。「映画業界を変えるような作品にしたい」と意気込みを語り、竹石さんも「宇都宮には家族も友人もいる。地元に貢献し、盛り上げたい」と意欲を見せていた。