洗った酒米の水切り作業を行う歐さん

 【栃木】香港出身のインフルエンサーでとちぎ未来大使の歐芷翹(アウ・ジーキュー)さん(38)が17、18の両日、「杉並木」や「姿」などの地酒を手がける西方町元の「飯沼銘醸」で日本酒造りを体験した。

 歐さんは香港大の日本研究学科を首席卒業。日本政府観光局(JNTO)香港事務所などで勤務後、会社を設立して観光PRなどに取り組んでいる。

 交流サイト(SNS)の総フォロワー数は4万人以上いるという。国際的な利き酒師の資格も持ち、日本酒通としても知られる。

 1811年創業の歴史ある酒蔵を見学した後、酒米を洗う洗米や水切りなどに挑戦。蒸し米と酒母、こうじ、水で仕込まれた「もろみ」が入るタンクを櫂(かい)棒で混ぜる作業などにも汗を流した。

 歐さんは「とても貴重な経験ができた。香港で日本酒の魅力を発信したい」と笑顔を見せた。飯沼銘醸の飯沼徹典(いいぬまてつのり)社長(60)は「とても頑張ってくれた。日本酒の魅力を世界へPRしてほしい」と期待した。