高野淑識さん

研究チームが分析に使用したリュウグウの砂試料(JAXA、JAMSTEC提供)

高野淑識さん 研究チームが分析に使用したリュウグウの砂試料(JAXA、JAMSTEC提供)

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの研究チームは、日本の探査機はやぶさ2が採取した小惑星リュウグウの砂試料から、生物の遺伝物質の材料となる5種類全ての「核酸塩基」を発見したと、16日付の英科学誌で発表した。論文にはJAMSTEC生物地球化学センター長の高野淑識(たかのよしのり)上席研究員(50)=矢板市出身=が名を連ねており、地球誕生前の太陽系で遺伝物質の材料が生成されたメカニズムや生命の起源を解明する手掛かりになると期待している。

 5種類の塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミン、ウラシル。生命の遺伝物質であるDNAやRNAを構成している。