宇都宮大発のベンチャー企業で、「どぶろく」など発酵食品の企画・開発、販売を手がける「Ferment Base」(ファーメントベース、宇都宮市陽東7丁目、平松光幸(ひらまつみつゆき)社長)は、東京都内に「にごり酒専門BAR」を開店した。木曜日だけの営業だが、生どぶろくの魅力を発信する拠点にする考えだ。
にごり酒専門BARは、東京都千代田区神田駿河台3丁目5番6号の日本酒BAR「KUITTO(クイット)」。都内でどぶろく発信の拠点を探していたところ、BARのオーナーと知り合い、2月末から木曜午後4~10時にどぶろくを提供できるようになった。
平松社長は昨年8月、火入れもろ過も行わず、酵母が生きたまま瓶詰めされた完全冷凍の「生どぶろく」をセレクトして届ける新ブランド「白 HAKU」を立ち上げ、第1弾として「那須の風 白 HAKU 那須edition」を発売した。
「那須の風」は、那須どぶろく・ワイン特区に認定されている那須町の米農家で、杜氏(とうじ)の高森昭一(たかもりしょういち)さん自らが育てた宇都宮大開発の水稲品種「ゆうだい21」を使用。平松社長は高森杜氏と5年の試行錯誤を経て完成させた。
那須町以外のどぶろく特区とも連携し、土地ごとの米、水、人の個性を生かした生どぶろくの開発を展開し、宮城県登米市、岩手県遠野市のどぶろくも商品化している。
にごり酒専門BARは席数20席。同社が開発した生どぶろく3種などにごり酒10種を用意しているが、固定メニューではなく、ボトルが開けば、さまざまな銘柄に入れ替えている。料金は1杯(90ミリリットル)が550円で統一し、いろいろ飲めるようにして自分の好きなにごり酒に出合えるようにしている。(問)050・1808・2552。

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