増田八段に勝利し、感想戦で笑顔を見せる藤井棋王=15日午後8時10分、日光市鬼怒川温泉大原

本県ファンらの前で対局を振り返る藤井棋王(左)=15日午後7時半、日光市鬼怒川温泉大原

増田八段に勝利し、感想戦で笑顔を見せる藤井棋王=15日午後8時10分、日光市鬼怒川温泉大原 本県ファンらの前で対局を振り返る藤井棋王(左)=15日午後7時半、日光市鬼怒川温泉大原

 将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯(下野新聞社、日本将棋連盟など主催)5番勝負第4局は15日、栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で指され、後手の藤井聡太(ふじい・そうた)棋王(23)=竜王・名人・王位・棋聖・王将との六冠=が126手で挑戦者の増田康宏(ますだ・やすひろ)八段(28)を破った。対戦成績を2勝2敗のタイに戻し、決着を最終局に持ち込んだ。

 藤井棋王は、本局含め栃木県でのタイトル戦は通算7戦7勝。無敗の地で底力を見せつけた。終局後、下野新聞社の取材に応じ(タイトル戦などでの)本県の将棋熱の高さに触れ、「こうした中で力を出せているところはあると思う」と語った。

 午後7時15分、増田八段との熱戦が幕を閉じた。初タイトル獲得に燃える増田八段に2敗を喫し、後がない「かど番」の重圧の中、意地を見せた藤井棋王。「全体として非常に判断が難しかった」と振り返った。